シドニー浜の竹内文書・竹内文献に関するメモ帳


竹内文献写本リスト


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竹内文献の写本とは、原本を公開した昭和3年以降に、竹内家の御神宝の拝観者が作成した、原本を元にした写本を指しています。
下記に示す原本以外の写本は全てでは無いと思われますが、シドニー浜が認識している範囲内での写本リストとなります。

●昭和03年[開封]:原 本:※竹内文献関係者の中では『上記大奥』と呼ばれていた。昭和三年に開封。戦時中に焼失し現存しないとされる。
■昭和06年:岩田本:岩田大中『太古日本史』※写本中最初期出版本、八幡書店復刻本あり
■[昭和07年]昭和36年:矢野本:矢野祐太郎『神霊密書』(後の昭和39年『神霊正典』)※[]内は原資料年。八幡書店復刻本あり
■昭和09年:木村本:木村錦洲『大日本神皇記』※八幡書店復刻本あり
■昭和10年:酒井本:酒井勝軍『神代秘史』四冊
■昭和12年:児玉本:児玉天民『天國棟梁天皇御系圖寳ノ巻前巻・後巻ー辨護士用ー』昭和12年、15年、30年の刊行がある(神代秘史資料集成、解題P126より)
■昭和17年:小島本:小島光枝『神皇御記録一・二』&『神皇御記録傍証一・二』
■[昭和34〜44年頃]平成18年:酒井(由夫)本:酒井由夫『竹内文書原典 解読集I〜IV』※[]内は原資料年。ヤマトランス刊(遺族提供による復刻本)
■昭和35年:尾上本:尾上丁之助『大日本神代皇統記』写本一・二
■昭和39年:山根本:山根キク (菊子)『(日本に秘められてある)世界の正史』
■昭和45年:巨麿本:竹内義宮『神代の萬国史』※皇祖皇太神宮の公式写本 [原本の天の巻に相当]
■年代不明:神代史:無記名『神代史[乾・坤・拾遺・補遺]』四冊
[追記] 以上の写本群を研究する上に於いて、重要だった参考資料は、八幡書店刊の『神代秘史資料集成』及び『竹内文献資料集成』の人の巻の解題の本です。こちらに詳しく解説されております。
『神代秘史資料集成』及び『竹内文献資料集成』は、どちらも内容は同じもので、これらの写本群を参考に天の巻を写本群を校合して作成されています。
その底本となった写本は、最も詳細とされている小島三枝による『神皇御記録一・二』及び『神皇御記録傍証一・二』です。
更に、皇祖皇太神宮で頒布されている『神代の萬國史』の底本となっているのは、明らかに『世界の正史』で、
その『世界の正史』の底本は、児玉天民『天國棟梁天皇御系圖寳ノ巻前巻・後巻ー辨護士用ー』となっています。
どちらも内容がほぼ一緒ですが、『世界の正史』は残念ながら誤植が多く掲載されているので、児玉天民『天國棟梁天皇御系圖寳ノ巻前巻・後巻ー辨護士用ー』で
読み直さなければ正確な情報が得られないところが欠点であると言えます。
とはいえ、『世界の正史』には他の写本にはない特記事項がたくさん掲載されており、誤植があったとしても、それを上回る霊感に満ちた書であると伝えておく必要があると思います。
竹内巨麿も216ページで実名で『世界の正史』の内容を保証しているのが何よりもの証拠です。山根キクと竹内巨麿は師弟関係にあったのです。
★天の巻以外の存在について。 山根キク『世界の正史』の中に特筆すべき事柄が記されておりますので、ここに掲載しておきます。 ●竹内文献の『地の巻』について 「地の巻」の中には、世界の国の、何というところに、何と何とが地中に埋めてあるということが、明細に記されてあるという秘事であります。 ●竹内文献の『人の巻』について 「人の巻」について一例を挙げますと、ギリシャ神話の神の名が、歯の抜けたように、バラバラになっておりますが、この「人の巻」が地上に出ましたならば、
一糸乱れず、整然として、全部の過去の神々や、偉人の名が明らかになるのであります。 尚、この件に関しては、私が竹内文献勉強会へ参加した際に、個人的に直接竹内管長へ質問し、本当にそれらは存在するという確認が取れていることも併記させて頂きたいと思います。
ただ、この件につきましては竹内家の方しかご覧になっていないと思われます。そしてそれらは原文か写本かも分かりません。このご時世では世に出すのは難しいと言われておられました。 ★天の巻について。 皇祖皇太神宮『神代の萬國史』竹内義宮謹編が編纂され、 昭和45年10月1日に第1版発行、 昭和53年4月1日に第2版発行、 昭和62年11月23日に第3版発行、 第4版以降は記録が分かり次第記します。

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