シドニー浜の竹内文書・竹内文献に関するメモ帳
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一二三祝詞[祓詞]解読

ひふみよ いむなや こともちろ らねしきる ゆゐつ わぬそをた はくめか うおえにさりへて  のますあせ ゑほれけ 私は、この一二三祝詞を意味を文末の【ケ】に着目してから翻訳を開始した。 ひふみ よ いむな やこと もちろ 秘文  世 忌むな 八言  黄泉路 らね   しきる    ゆゐつわぬ そをた 平(坂)根 (道)敷きる(石) 唯偽(ら)ぬ  添た    はくめ   かう おえに さりへて  穿く目(女) 請う 追えに 去り経て のます あせ ゑ ほれ け 飲ます 汗  得 放れ 毛 【改訂文】 ひふみ よ いむな やこと (よ)もちろ 秘文  世 忌むな 八言  黄泉路 ( ひ)らね (ち)しきる(いし) ゆゐつわぬ そをた 平(坂)根 (道)敷きる(石)  唯偽(ら)ぬ  添た    はくめ   かう おえに さりへて  穿く目(女) 請う 追えに 去り経て のます あ(が・な)せ ゑ ほれ け 飲ます 我が汝夫   得 放れ 毛 これを行なったのは2012年の8月30日である。 文末の【ケ】に注目して、何故ケなのだろうと思ってよく読んでいると これが毛であることに気付いた。そこから解読が始まったのである。 以下は古事記の黄泉の国についてのくだりを示しておく。
黄泉の国 ここにその妹イザナミの命を相見んと欲いて、黄泉國に追い往きき。ここに殿の縢戸より出で向えし時、イザナギの命、語らい詔たまいしく、「愛しき我が汝妹の命、吾と汝と作れる國、未だ作り竟えず。故、還るべし。」とのりたまいき。ここにイザナミの命答え白ししく、「悔しきかも、遠く来ずて。吾は黄泉戸喫しつ。然れども愛しき我が汝夫の命、入り来ませる事恐し。故、還らんと欲うを、且く黄泉神と相論わん。我をな視たまいそ。」ともうしき。かく白してその殿の内に還り入りし間、甚久しくて待ち難たまいき。故、左の御角髪に刺せる湯津津間櫛の男柱一箇取り闕いて、一つ火燭して入り見たまいし時、蛆たかれころろきて、頭には大雷居り、胸には火雷居り、腹には黒雷居り、陰には陰(ほと)には拆雷居り、左の手には若雷居り、右の手には土雷居り、左の足には鳴雷居り、右の足には伏雷居り、并せて八はしらの雷神成り居りき。 ここにイザナギの命、見畏みて逃げ還る時、その妹イザナミの命、「吾に辱見せつ。」と言って、すなわち黄泉醜女を遣わして追わしめき。ここにイザナギの命、黒御鬘を取って投げ棄つれば、すなわち蒲子生りき。こを

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